ホワイトニングを種類ごとに比較！効果は種類によって変わる

ホワイトニングで歯を白くしたいと思ったことはありませんか？

ホワイトニングについて調べてみると、オフィスホワイトニングやホームホワイトニングなどの言葉をよく見かけるかと思います。

知らない方も多いかと思いますが、ホワイトニング方法は一つだけではありません。

歯科医院で受けるものや自宅で行えるものなどさまざまで、主にこのような種類があります。

• オフィスホワイトニング
• ホームホワイトニング
• デュアルホワイトニング
• 歯のマニキュア
• ウォーキングブリーチ

これらは医療機関でしか使用が認められていない漂白成分の入った薬剤を使うため、ホワイトニング効果には十分期待が出来ます。

しかし、虫歯や歯周病、知覚過敏に当てはまる方はホワイトニング時に薬剤がしみて痛みを伴うことがあるため、事前に定期検診を行いましょう。

また、病気治療とは異なり歯を白くすることが目的のため、保険適用外になります。

この他にもホワイトニングとは異なりますが、歯への着色を予防するホワイトニング歯磨き粉という商品もあります。

今ご紹介した6つの種類は、方法だけでなくホワイトニング効果や費用も異なります。こちらの比較図をご覧ください。

注意点として図中にも記載の通り、妊娠中や授乳中の方、15歳未満の方は（成長段階にあるため）薬剤を使ったホワイトニングを受けることが出来ないので気を付けましょう。

また、テトラサイクリン系の変色歯の方は白くなりにくいので歯科医との相談をオススメします。

今回はこの6種類のホワイトニング方法をそれぞれご説明していきたいと思います。

歯科医院で施術するオフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングとは歯科医院で施術を受けるホワイトニングのことを言います。

施術方法は歯の定期検診やクリーニング後、歯の表面に専用の薬剤を塗布していき、照射してホワイトニングしていく方法です。

一度の施術で白さを実感しやすいことが特徴です。（自身が希望する色になるまで数回受ける方もいます）

しかし、歯の表面を白くしていく方法のため再着色する可能性が高くなってしまいます。

そうならないためにも着色性の強い飲食物を控えたり、歯磨きをこまめに行うようにしましょう。

オフィスホワイトニングは白さを得られる即効性に優れているため、あまり時間を掛けたくない方にオススメです。

自宅でケアするホームホワイトニング

ホームホワイトニングとは歯科医院で自分の歯を型取って作製したマウスピースと専用の薬剤を持ち帰り、自身でホームケアしていく方法です。

使用方法は、マウスピースに決まった分量の薬剤を注入し、毎日歯磨き後30分～2時間ほど装着させてホワイトニングしていきます。

2週間ほど続けることで少しずつホワイトニング効果を感じ始めると言われています。

このように、歯の内部に薬剤を浸透させていくため即効性はありませんが、白さを得たあとの持続性には期待が出来ます。

持続性が欲しいという方にはホームホワイトニングをオススメします。

歯科医院と自宅の両方で行うデュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングとは、上述でご紹介したオフィスホワイトニングとホームホワイトニングを同時進行していく方法です。

そのため、即効性・持続性どちらも兼ね備えています。

1ヶ月ほど続けることで本来の日本人の歯の色よりもさらに白くなると言われています。

費用と手間はそれなりに掛かりますが、芸能人のような歯を目指したい方にはオススメです。

歯に色を上乗せする歯のマニキュア

歯のマニキュアとは歯の表面をクリーニング後、下地となるベースコートや白さを出すホワイトコート、ツヤを出すトップコートを層になるように塗布し、照射して固めて行く方法です。

一度の施術で白くすることができ、白さの具合も自分に合った色を選ぶことが出来ます。

特徴として、歯の噛み合わせ部分に施術することは出来ませんが、噛み合わせ部分でなければ銀歯や神経のない歯でも施術可能とされています。

しかし歯に色を上乗せしていく方法なので本来の歯より着色しやすい傾向があり、白さの持続性には期待が出来ません。

結婚式や同窓会など特別な日のために歯を白くしたい方にオススメです。

神経が通っていない歯にはウォーキングブリーチ

ウォーキングブリーチとは神経のない変色してしまった歯でも、本来の歯の色に近づくことが出来るというホワイトニング方法です。

施術内容は、レントゲンで歯の状態を確認してから歯の裏面に穴を開け、変色した歯を内部から白くするために漂白成分の入った薬剤を注入し、蓋をします。

もともと神経が通っていないので、痛みを感じることはほぼありません。

色戻りが気になり始めたら歯科医院でタッチアップ（ホワイトニングを追加すること）をしてもらうことをオススメします。

手軽に使用できるホワイトニング歯磨き粉

ホワイトニング歯磨き粉は歯を磨いて漂白していくのではなく、飲食をした際に歯に付着したステイン（着色汚れ）を分解して落とすことに効果があります。

お茶やコーヒー、カレーやチョコレートなどは歯にステインが付着しやすく、歯の黄ばみの原因にもなります。

そのため、歯に付着したステインをその日のうちに落として黄ばみ予防をするためにもホワイトニング歯磨き粉の使用をオススメします。

まとめ

オフィスホワイトニングは歯科医院で施術する方法で、歯の表面を白くしていくため即効性に優れています。

また、ホームホワイトニングは自身で毎日マウスピースを装着させる方法で、歯を内側から白くしていくので持続性に優れています。

即効性も持続性も欲しい方は、デュアルホワイトニングをオススメします。

しかしこれらの方法は神経のない歯には適用されにくく、費用も掛かります。

歯のマニキュアは神経のない歯でも施術可能で費用も抑えられますが、持続性にはほぼ期待が出来ません。

神経のない歯でも持続性が欲しいのであれば、ウォーキングブリーチという方法もあります。

また、ホワイトニング歯磨き粉は市販でも購入でき、ステイン予防に効果的なので毎日の使用をオススメします。